災害復興

Disaster Recovery

管理委員会は、災害復興はロータリー財団の役割でないと決定した。しかし、ロータリー財団補助金を使って引き続き災害復興を支援するようロータリアンに奨励している。ロータリー財団は災害救援、災害復興のための特別のアカウントを設けない。地元の委員会で、必要に応じて、そのようなアカウントを設けても差し支えない。
(2012年6月管理委員会決定)

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最小限の会員数

Minimum Number of Members

ロータリー年度の最初の月にロータリークラブが会員数20名未満と報告した場合、ガバナーは同クラブと連絡して会員数減少の理由を確認し、どのような再建措置が講じられているかを確認するものとする。ガバナーは、「クラブ訪問報告書用紙」を用いて、6月1日までに、機能を喪失しているクラブについて事務総長に報告しなければならない。

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細則(RI)

By Laws

規定審議会は、RI管理のためにRI定款のほかに、RI定款に反しない細則規定を採択し、また、改正することができる。
(RI定款第14条)

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細則(クラブ)

By Laws

本クラブは、RIの定款・細則、RIによって管理上の地域単位が認められている場合には、その手続規則、および本定款と矛盾しない細則を採用しなければならない。細則は、本クラブの管理のために、さらに追加規定を設けるものとする。同細則は、細則中に定められている所に従って随時改正することができる。
(標準クラブ定款第20条)

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最優秀学友会賞

Alumni Association of the Year Award

付録・「ロータリーの各種賞・表彰」を参照。(P743)

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酒類

Alcoholic Drinks

ロータリーの会合で酒類を供するかどうかは、各クラブが決定するものとする。この問題に 関してロータリーは何等公式の方針を持っていないが、今までの経験と多くのロータリアンが 表明した意見に従い、少なくとも飲酒の習慣のない国においては、ロータリーの会合では酒類 を供しないほうがロータリーの為に最善である。

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産業の区分

Division of Industries

ほとんどの産業は、それぞれ他のものと明らかに異なる事業形態をもった次の四つの部門に分けることができる。生産(または製造)Production(or Manufacturing):配布Distributing:小売Retailing:サービスServicing。これら四つのグループは、全てこれをロータリークラブに於いて代表させることができる。

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賛助グループ

Auxiliary Groups

多くのクラブは、奉仕活動やクラブの諸活動においてクラブに協力し、これを支える、会員の親族をもって構成される委員会またはその他の組織を有している。クラブは、次の指針に沿った上で、ロータリアンの配偶者または家族のグループを提唱するよう奨励されている。
  1. 賛助グループ、委員会、団体は、その配偶者または家族が会員である地元のロータリークラブと提携し、定期的に連絡を取り続けること
  2. このグループの目標には、ロータリークラブ奉仕活動の支援、会員間の友好の奨励、ロータリーの理念一般の推進が含まれていること
  3. このようなグループの活動、プロジェクト、プログラムは、主として、地元ロータリークラブの目標を支援または補足すべきものであることその趣旨は、賛助グループが地元 のクラブと非公式に提携するということにすぎない。
(ロータリー章典6.020.1.)

このようなグループは、ロータリー標章の使用に関する制限事項を参照すべきである。

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賛成および反対の声明

Statements of Support and Opposition

クラブ、地区大会、RIBIの審議会または大会、規定審議会、RI理事会は、審議会に提出された立法案について声明を出すことができる。このような声明は、立法案に対して賛成、反対または見解を述べるものであり、通常の業務用便箋の片面1頁以内に限られている。声明は、審議会が開かれる少なくとも2か月前までに事務総長に受理されなければならない。

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財団

Foundation

「ロータリー財団」を参照。(P348-378)

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財団学友

Foundation Alumni

財団プログラムの元参加者は皆、ロータリー財団の学友とみなされる。学友が、世界中のロータリアンおよびほかの学友と継続したつながりを築けるよう、学友関係の取り組みが実施されている。プログラムの元参加者である学友は、世界的コミュニティーに対する献身の心を身に つけ、すべての人々のあいだに理解あふれる平和な関係を推進するというロータリーの夢を引き続き分かち合っている。
派遣地区は、地区内の学友との関係を深め、学友の参加したプログラムの初期の目標を達成するために、次の事項を実行することを検討するよう奨励されている。
  1. 帰国次第すべての学友を正式に迎える。
  2. 各プログラムの指針に明記されている通りに、帰国した学友が、主に派遣地区で義務付けられているスピーチを完了できるようにする。
  3. ロータリー財団学友会に入会するよう、または近隣地区に学友会が存在しない場合は新 た学友会を設立するよう、学友に奨励する。
  4. ロータリーのプロジェクトに参加するよう学友に奨励する。
  5. 適切な出版物にロータリー財団学友の活動に関する記事を掲載してもらうよう手配す る。
  6. 学友を地区大会に招待する。
  7. 年次財団晩餐会またはほかの行事に学友を招待する。
  8. 学友の同窓会を定期的に開催する。
  9. 学友に関する最新の記録を常に保つ。
  10. 学友をロータリークラブ入会候補者とみなす。
  11. 適切であれば学友に財団寄付を依頼する。
  12. 派遣地区におけるプログラム参加者の募集および選考手続に、学友に参加してもらう。
  13. これから海外に旅立つプログラム参加者のためのオリエンテーションプログラムに、学友に参加してもらう。
  14. 地区行事やクラブ行事への出席または講演を学友に依頼する。
(ロータリー財団章典16.020.1.)

地区の全学友の最新名簿を維持し、学友の住所、Eメールアドレス、電話番号、ファックス 番号の変更をロータリーに知らせ、地区における名簿の責任者の引継ぎを行うことは、地区の責務である。

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財団功労表彰状(CMS)

The Rotary Foundation Citation for Meritorious Service

ロータリー財団に対して多大の功労のあったロータリアンに、管理委員会が贈るもの。1地区1人を限度とする。

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財団資金の管理

Stewardship of Foundation Funds

管理委員会は、世界中のロータリアンやほかの支援者から受け取った資金が、ロータリアンの懸命な努力と献身的な支援による自発的寄付であると認識している。これらの寄付者は、寄付金が寄付の趣旨に沿って効果的に使われるものと理解し、信頼し、ロータリー財団に寄付金を委ねたのである。
従って、管理委員会は、これらの資金の管理責任者として、ロータリー財団の補助金とプログラムに関連のある活動において適正な財務運営が行われることの重要性を強調している。資金が目的に沿って効果的に使われるようにするために、管理委員会は、プロジェクトの実施に携わる地区、クラブ、ロータリアンの誠実さに頼っている。何か不当なことが耳にはいれば、管理委員会は速やかに調査し、適切な処置を講じる。
資金の適切な管理のため、地区は、ロータリーの補助金を受領する前に、参加資格認定の手続を完了しなければならない。参加資格認定に関する詳細は、「地区の覚書(MOU)」および「クラブの覚書(MOU)」を参照。

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「財団友の会」会員

Rotary Foundation Sustaining Member

「ロータリー財団」を参照。(ロータリー情報ハンドブック2017 P370)

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財団の使命

The Mission of the Foundation

「ロータリー財団」を参照。(ロータリー情報ハンドブック2017 P350)

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財団の諸活動の名称

Foundation Activity Names

クラブと地区は、以下の条件を満たす限り、クラブや地区の財団活動に関連して「ロータリー」 という名称を使用できる。
  1. その使い方が、活動を、RIでなく関係クラブまたは地区に関連させるものであること
  2. 「国際」という語が、クラブまたは地区の財団活動の名称の一部として、または、その名称とともに使われていないこと
  3. クラブあるいは地区の財団活動の名称が、クラブ名あるいは地区番号から始まっていること
  4. クラブまたは地区の財団活動に関連して「ロータリー」および「財団」という語を使うとき、活動の名称として「ロータリー」と「財団」という語を離して使っていること。
(ロータリー章典33.040.5.)

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財団のための募金

Raising Funds for the Foundation

「ロータリー財団」を参照。(ロータリー情報ハンドブック2017 P366)

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財団のプログラム

Rotary Foundation Program

「ロータリー財団」を参照。(ロータリー情報ハンドブック2017 P355)

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財団の目的

Purpose of the Foundation

RIのロータリー財団は、財団の法人設立定款および細則に従って、ロータリー財団管理委員会が人道的、教育的目的のためにのみ運営するものとする。法人設立定款と細則は、管理委員会が理事会の同意を得て改正できるが、そのほかの方法はない。
(RI細則23.010.)

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財団の目標

The Objective of the Foundation

ロータリー財団の目標は、博愛、慈善、教育または人道的という特質を持つ明快かつ効果的なプログラムの促進を通じて、様々な国の国民の間に理解と友好的関係を助長することである。財団の標語は、「世界でよいことをしよう」(Doing good in the World)である。

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財団への寄付

Contributions to the Foundation

「ロータリー財団」を参照。(ロータリー情報ハンドブック2017 P368)

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財団補助金の受領無資格者

Ineligibility for foundation Grant Awards

ロータリー財団のプログラムの補助金は次の者には授与されない:ロータリアン(ただし、管理委員会の明記しているすべてのボランティア奉仕については例外とする)、クラブ・地区・ほかのロータリー関係組織・RIの職員、前記ロータリアンと職員の配偶者、直系卑属(血縁による子または孫、入籍している養子)、直系卑属の配偶者、尊属(血縁による両親または祖父母)。
(ロータリー財団細則9.3.)
この方針の下に無資格の者は、当該ロータリアンが所属クラブを退会しても36カ月間、無資格のままである。
奉仕の理念は、財団に寄付する人が、直接、間接を問わず、その財団のプログラムから恩恵を受けるべきではないという方針によく表れており、この方針が実際に適用されている。ロータリーの標語「超我の奉仕」は、ロータリアンでもロータリアンの親族でもない人で、それを受けるにふさわしい人への利他の奉仕に基づく人道的、教育的プログラムによって最もよく実証される。

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財務

Financial Matters

RIの業務および資金は、RI理事会が統制、運営し、毎年、次の会計年度の予算を採択する。但し、総支出見積額は総収入見積額を上回らないものとする。事務総長は、理事会が承認した予算の範囲内においてのみ、支払いを認める権限を有する。しかし、一般剰余金が、一般剰余金で賄われた支出と国際大会および規定審議会にかかる独立採算の支出を除く、直前までの過去3年間における年間支出最高額の85%を超えた場合、如何なるときでも、RI理事会は、その4分の3が投票により賛成した場合、収入見積額を上回る支出を認める権限を有する。ただし、その支出によって一般剰余金がその85%レベルの100%を下回ってはならない。さらに、RI理事会は、非常事態と不測の事態に限り、全理事の4分の3が投票により賛成した場合、収入見積額を上回る支出を認める権限を有する。但しこの場合、RIの純資産を上回る負債を生じさせる支出を招かないことを条件とする。超過支出とそこに至るまでの経過の詳細について、会長が60日以内に全RI役員に報告した上、次の国際大会で報告するものとする。
(RI定款第6条第2節、RI細則18.050.)

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財務代行者

Fiscal Agent

自国においてクラブが支払った金銭を受け取り、預かったうえ、会計検査役を通じて事務総長の承認した資金を支出するボランティアのロータリアン。財務代行者は公式名簿に掲載されている。

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財務見通し5ヵ年計画

Five-Year Financial Forecast

5カ年財務見通しを毎年見直す(Annual Review of Five-Year Forecast)
毎年、理事会は、5カ年財務見通しを審議するものとする。その見通しには、RIの総収入と総支出の予測を記載するものとする。その見通しには、RIの資産と負債と残高の予測をも記載するものとする。
(RI細則18.060.1.)

5カ年財務見通しを規定審議会に提出
(Presentation of Five-Year Forecast at the Council on Legislation)

財務見通し5カ年財務見通しは、財務に関する立法案の背景情報として理事会から規定審議会に提出されるものとする。
(RI細則18.060.2.)

 5カ年財務見通しの最初の年は規定審議会開催中
(Year of Forecast Coincides with Council on Legislation)

 財務見通し5カ年財務見通しの第1年目は、規定審議会が開かれている年度とする。
(RI細則18.060.3.)

ロータリー研究会における5カ年財務見通しに関する説明発表
(Presentation of Five-Year Forecast at Rotary Institutes)

5カ年財務見通しは、討議に付すために各ロータリー研究会において理事会または他の理事 会の代理が説明発表するものとする。
(RI細則18.060.4.)

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雑誌委員会

Magazine Committee

この委員会はロータリアン誌(The Rotarian)または地域雑誌に対する読者の関心を喚起し、 雑誌月間を主催し、クラブ例会で毎月の雑誌の簡単な紹介をし、新会員教育に雑誌利用を奨励し、非ロータリアンの講演者・図書館・病院・学校などに雑誌を贈呈し、ニュース資料と写真を雑 誌編集者に送り、その他あらゆる方法によって雑誌を本クラブ会員およびロータリアン以外の人びとに役立てるものとする。

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雑誌の講読

Magazine Subscriptions

購読義務(Required Subscription)
米国およびカナダ以外のクラブの各会員が、RIの機関雑誌またはRIの理事会が承認し、当該クラブに対して指定したロータリーの雑誌の有料購読者とならなければならない。同じ住所に住む2人のロータリアンには、機関雑誌、または理事会が承認し、そのクラブに対して指定したロータリー雑誌を合同で購読する選択肢がある。本人が会員である限り、その購読を続けなければならない。各会員は、郵送で贈られる印刷版か、インターネットを通じた電子版のいずれかの選択肢を選べるものとする(電子版が発行されている場合)。
(RI細則21.030.1.)

購読義務免除(Exceptions to Subscription Requirement)
会員が機関雑誌およびクラブ用に定められた理事会承認の公式雑誌に用いられている言語を 読めない場合は、理事会によって、そのクラブに対する本節の規定の適用が免除される。
(RI細則21.030.2.)

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雑則

Miscellaneous

RI定款、RI細則、またはRI理事会の決定により認められていない方法で、「ロータリークラブ」 、「国際ロータリー」、「ロータリー」「ロータリアン」という言葉を使用することは禁止されている。
(ロータリー章典33.005.)

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暫定規定(審議会)

Interim Provisions

暫定規定は。適用できなくなった時点で無効となるものとする。
(RI細則9.180.)

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ザ・ロータリアン誌

The Rotarian

RIの公式機関雑誌であり、同時に、事業および専門職務に携わる人のための国際的雑誌。初版は1911年1月ポール・ハリスにより、編集はチェスリー・ペリー、印刷はハリー・ラグルスで、“THE NATIONAL ROTARIAN”と命名され発行されている。1912年単に“THE ROTARIAN”と改名毎月発行し、現在に至っている。発行部数は53万部、購読料は米貨12ドルである。(1997-'98年度)
米国およびカナダ内の各クラブは、そのクラブの正会員がすべて機関雑誌の有料購読者であることを、会員資格取得の条件としている。米国およびカナダ以外のクラブは、その正会員のそれぞれが、ロータリー・ワールド・マガジン・プレスの刊行物(ザ・ロータリアン誌、RIの機関雑誌またはRI理事会により公認されたロータリー地域雑誌)の有料購読者となり、そして本人が会員となっている限り、その購読を続けることを、会員身分保持のための条件としなければならない。各会員は印刷された雑誌かインターネットでの電子版を選ぶことができる。

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ザ・ロータリアンを通じてのRIのための広報

Publicity for RI Through The Rotarian

クラブは、ロータリアン以外の人に雑誌を渡すようロータリアンに奨励している。すなわち、 ロータリアンでない地元新聞社の編集者のために雑誌を購入すること、公立学校の図書館に雑誌を置くこと、記事の提案やクラブ活動のニュースを編集者に提供すること。
(ロータリー章典9.050.5)

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