こ
- 5カ年財務見通し
- 5人で1人の新会員計画
- 公益財団法人ロータリー日本財団
- 講演者の斡旋
- 講演者の費用
- 効果的な奉仕プロジェクト
- 効果的なロータリークラブ
- 交換の種類
- 恒久基金
- 公共イメージ委員会(クラブ)
- 公共イメージ委員会(地区)
- 公共イメージ補助金
- 公式雑誌
- 公式の色
- 公式の旗
- 公式名簿
- 公式名簿におけるロータリー学友会の情報
- 行動する権限(地区)
- 広報とクラブ・プロジェクト
- 広報における国際ロータリーの責務
- 広報における個々のロータリアンの責務
- 広報におけるロータリークラブの責務
- 高齢者への心づかい
- 国際RYLA大会
- 国際協議会
- 国際協議会への出席
- 国際共同委員会
- 国際研究会
- 国際財団活動資金
- 国際大会
- 国際大会開催地の選定手続
- 国際大会議事録
- 国際大会推進委員会
- 国際大会代議員
- 国際大会直前直後のホームステイ
- 国際大会登録料
- 国際大会における役員の資格条件
- 国際大会における役員の選挙
- 国際大会におけるローターアクター
- 国際大会の広報
- 国際大会の招集
- 国際大会の時期および場所
- 国際大会の定足数
- 国際大会の手続規則
- 国際大会プログラム
- 国際大会への指名の提出
- 国際大会役員
- 国際奉仕
- 国際奉仕委員会
- 国際奉仕における個々のロータリアンの責務
- 国際奉仕におけるロータリークラブの責務
- 国際奉仕の目的
- 国際問題研究のためのロータリー平和センター
- 国際ロータリー
- 国際ロータリーおよびロータリー財団の他団体との関係
- 国際ロータリー会長
- 国際ロータリー会長エレクト
- 国際ロータリー会長ノミニー
- 国際ロータリー研修リーダー
- 国際ロータリー公式言語
- 国際ロータリー公式被免許業者
- 国際ロータリー国際事務局
- 国際ロータリー国際大会
- 国際ロータリー細則
- 国際ロータリー資金の支出
- 国際ロータリー常設プログラム
- 国際ロータリー常任委員会
- 国際ロータリー世界本部
- 国際ロータリー中央役員
- 国際ロータリー定款
- 国際ロータリー特別委員会
- 国際ロータリーと国際奉仕
- 国際ロータリーと国連
- 国際ロータリーとロータリー財団の調整済みのコンタクトリスト
- 国際ロータリーに対し滞納金のあるクラブ
- 国際ロータリーの会員組織
- 国際ロータリーの会計年度
- 国際ロータリーの会合への出席
- 国際ロータリーの支出
- 国際ロータリーの使命
- 国際ロータリーの収入
- 国際ロータリーの職員
- 国際ロータリーの知的所有権の使用の制限
- 国際ロータリーの知的所有権の保全
- 国際ロータリーのプロジェクト
- 国際ロータリーの目的
- 国際ロータリーの役員
- 国際ロータリーの旅行方針
- 国際ロータリーのロータリー財団
- 国際ロータリー副会長
- 国際ロータリープログラム
- 国際ロータリーへのガバナーの報告
- 国際ロータリー役員の選挙
- 国際ロータリー役員の選出
- 国際ロータリー理事
- 国際ロータリー理事会
- 国際ロータリー理事会委員会
- 国際ロータリー理事会執行委員会
- 国際ロータリー理事会の権限
- 国際ロータリー理事の倫理規範
- 国法の順守
- 国連食糧デー
- 個々のロータリアンの責務(広報)
- 個人(メンター)指導
- 個人寄付を認証する機会
- 個人用の名刺および用箋上の名称と徽章の使用
- 子供の権利
- このほかに認められているロータリー徽章の使用
- コ・ホストクラブ
- コーディネーターチームの協力
- コーポレイト・プログラム
- コーポレイト・プロジェクト
- コールドチェーン
- 語学力強化研修講座
- 五大奉仕部門
5カ年財務見通し
Five-Year Financial Forecast
毎年、理事会は、5カ年財務見通しを審議するものとする。その見通しには、RIの総収入と総支出の予測を記載するものとする。その見通しには、RIの資産と負債と残高の予測をも記載するものとする。
(RI細則18.060.1.)
5カ年財務見通しを規定審議会に提出
(Presentation of Five-Year Forecast at the Council on Legislation)
5カ年財務見通しは、財務に関する立法案の背景情報として理事会から規定審議会に提出されるものとする。
(RI細則18.060.2.)
5カ年財務見通しの最初の年は規定審議会開催中
(Year of Forecast Coincides with Council on Legislation)
5カ年財務見通しの第1年目は、規定審議会が開かれている年度とする。
(RI細則18.060.3.)
ロータリー研究会における5カ年財務見通しに関する説明発表
(Presentation of Five-Year Forecast at Rotary Institutes)
5カ年財務見通しは、討議に付すために各ロータリー研究会において理事または他の理事会の代理が説明発表するものとする。
(RI細則18.060.4.)
5人で1人の新会員計画
Five for One Plan
各グループは、可能な限り、新会員1名、比較的会員歴の長い人1名、元会長1名、理事または元理事1名と委員会委員長1名で編成、グループごとに委員長と書記をきめる。
公益財団法人ロータリー日本財団
Public Interest Incorporated Foundation, Rotary Foundation Japan
講演者の斡旋
Speakers Services
講演者の費用
Expenses of Speakers
(ロータリー章典7.040.1.)
効果的な奉仕プロジェクト
Effective Service Projects
- 支援を本当に必要としている問題に取り組む
- 地域の人々の生活を向上させる
- 恩恵を受ける側の人々の技能や知識を生かす
- すべての参加者の貢献を、重要かつ必要なものとして認め、感謝する
- 利用可能なリソースを調べた上で実施する
- 測定可能な目標を定める
- 効果的なネットワークを築く
- 人々と地域社会の能力を高める
効果的なロータリークラブ
Effective Rotary Clubs
- 会員基盤を維持、拡大する。
- 地元地域ならびにほかの国々の地域社会において奉仕プロジェクトを実施し、成果をもたらす。
- 資金面およびプログラムへの参加を通じてロータリー財団を支援する。
- クラブレベルを超えてロータリーにおいて奉仕できるリーダーを育成する。
交換の種類
Types of Exchanges
- 長期交換プログラム(Long-term Exchange Program)
この交換には、年齢15~19歳の学生が参加できる。19歳以上でも地元の法律に基づき、相手地区やクラブの同意書の提示によって許可される場合もある。長期交換学生は、1学年度とするが、学年度の直前あるいは直後の休暇期間の一部またはすべてを含め、延長することができる。この期間中に。学生は、受入国で2つ以上のホストファミリーと生活を共にし、学校に通学することが義務付けられる。
学生は2つ以上の家庭でホームステイをしなければならず、継続して3つの家庭に滞在することが望ましい。
派遣学生の両親は、受入学生のホストファミリーとなる義務は決してないものとする。ただし、派遣学生の両親は、ホストファミリーとなることを申し出ることができるほか、適切なホストファミリーを探すのを支援することができる。
派遣クラブと受入クラブは、学生1人につきロータリアンのカウンセラーを1名ずつ選ばなければならない。このカウンセラーは学生と定期的に連絡を取り、学生とクラブ、学生の両親または保護者、ホストファミリー、地域社会全体との連絡役を果たす。カウンセラーは、交換学生を受け入れるホストファミリーの一員から選ばれてはならず、肉体的、性的、精神的虐待を含め、交換中に生じる可能性がすべての問題や懸念事項に対処できるための研修を受けなくてはならない。
受入クラブは、一切の教育費を支給し、適切な学業プログラムを準備し、オリエンテーションプログラムを提供し、学生を受入先地域に馴染ませるために連絡を絶やさないようにするべきである。
受入クラブまたは地区は、関係者が合意の下に定めた少額の小遣いを学生に提供すべきである。一方、学校で食事が提供されない場合は、毎月の小遣いはそのような食費を含めて十分な額とするべきである。
派遣および受入をするクラブあるいは地区は、学生が少なくとも四半期ごとに報告書を提出すべきである。この報告書には、現状の交換について、受入状況、精神面、懸念、意見、提案などの情報を含むことが望ましい。指名を受けた青少年交換役員は、報告書を慎重に検討し、必要があれば、交換学生から報告された不正行為に適切に対処すべきである。 - 短期交換プログラム(Short-term Exchange Program)
この交換には、年齢15~19歳の学生が参加できるが、19歳以上でも地元の法律に基づき提携地区やクラブの同意書の提示によって許可される場合もある。期間は数日間から数週間までとさまざまである。学校の休暇中に行われることが多く、通常、学業プログラムは含まない。短期交換は、受入国の一つの家庭にホームステイをするのが一般的だが、くの国の学生が集まる国際青少年キャンプまたは旅行として実施することもできる。
成功を収めている交換プログラムの多くの期間が1 学年度未満であり、また、国際理解と親善を育むという点において、必ずしも、すべてのプログラムが相互交換である必要はないということが認められている。
短期交換ホームステイプログラムでは、通常、1家族で十分である。
また、受入クラブは、オリエンテーションプログラムを提供し、学生を受け入れ先地域に馴染ませるために連絡を絶やさないようにすべきである。
(ロータリー章典41.070.8.)
恒久基金
Endowment Fund
公共イメージ委員会(クラブ)
Public Image Committee(Club)
公共イメージ委員会(地区)
Public Image Committee(District)
地区公共イメージ委員会は、ロータリーを一般市民に広め、ロータリーのプログラムへの理解、評価、支援を推進すべきである。同委員会は、一般社会に向けての効果的な広報活動や好ましいイメージがロータリーにとって望ましく不可欠な目標であることをロータリアンに広く認識推進する。
委員のその他の資格
クラブ公共イメージ委員会委員長としての経験を持ち、報道関係のロータリアンや、公共イメージまたはマーケティングスキルを持ったロータリアンを優先すべきである。
任務および責務
- 公共イメージを優先させるよう地区内ロータリークラブに奨励する。
- 報道関係、地域社会のリーダー、ロータリープログラムの受益者にロータリーを推進する。
- ロータリーのビジュアルアイデンティティやボイスの利用を促進する。
- 地区ガバナーや他に重要な委員会委員長とコミュニケーションを図り、地区プロジェクトや活動の事情を常に把握しておく。
- ロータリー公共イメージコーディネーターと連携し、協力し合う。
- RIの公共イメージ資料をクラブと共有する。
- クラブの公共イメージの重要性について個々のクラブに話す機会を得るよう努める。
必要に応じてロータリー公共イメージコーディネーターが開催する研修会には委員長だけではなく、できるだけ多くの委員会メンバーが出席すべきである。
(ロータリー章典17.030.2.のE.)
公共イメージ補助金
Public Image Grants
「ロータリー公共イメージコーディネーター」を参照。
公式雑誌
Official Magazines
機関雑誌:「ザ・ロータリアン誌」と「ロータリー・ワールド・マガジン・プレス」を参照。
公式の色
Official Colors
公式の旗
Official Flag
公式名簿
Official Directory
公式名簿におけるロータリー学友会の情報
Rotary Alumni Association Information in The Official Directory
行動する権限(地区)
Authority to Act(District)
(ロータリー章典17.010.2.)
広報とクラブ・プロジェクト
Public Relations and Club Projects
広報における国際ロータリーの責務
Responsibility of Rotary International in Public Relations
- 報道機関および外部との関係を通じて、世界的にロータリーのプログラム、活動、業績について、一般社会に定期的に伝えられていることを確認すること。
- 会長、RI理事会、事務総長が効果的な広報プログラムを立案、実施するのを援助すること。
- 効果的な広報プログラムを立案し、実行するために、ロータリー地区およびクラブの意欲を高め、手法を示し、指導すること。
広報における個々のロータリアンの責務
Responsibility of the Individual Rotarian in Public Relations
広報におけるロータリークラブの責務
Responsibility of the Rotary Club in Public Relations
- 建設的な対報道機関関係を維持する。
- 成功を収めた奉仕プロジェクトや活動でロータリーの意図と業績を明らかに示すものを報道機関を通じて広報する。
- ロータリアン誌、ロータリーの地域雑誌及および他の推進方法を利用して、ロータリーの意図と業績を地域社会内に広める。
- ロータリーの意図と業績を家族、友人、知人に知らせるようロータリアンに勧める。
- ロータリアンとその使命、規模、プログラム、活動を認識してほしい地域社会の指導者、青少年、関係団体の理解を助長する。
- ロータリーの声価を損ねない、その効果を制約しかねない地域社会内もしくはクラブ内の状態を防止、矯正するため積極的措置を講じる。
- 報道関係者をできる限り会員に迎える。
高齢者への心づかい
Concern for the Aging
- 引退についての研修または立案プログラム
- 引退後の雇用の機会を見つけること(ボランティア及びパートタイム)
- プロバスクラブまたは同種の団体の奨励
- 健康管理のサービスの手配
- 精神衛生に関するプロジェクト
- 交通の便などの提供
- 住居のニーズに取り組むプロジェクト
- 生涯教育の機会の提供
- 財務についての相談
- 世代間のずれに橋をかける活動
- レジャーの機会の提供
国際RYLA大会
International RYLA
国際協議会
International Assembly
毎年国際協議会を開催するものとする。その目的は、ガバナーエレクトに、ロータリー教育を行い、運営上の任務を指導し、鼓舞激励し、さらに、出席しているエレクトや他の人に、次年度のロータリープログラムや活動の実施方法を討議・計画する機会を与えることである。
(RI細則20.010.1.)
時と場所(Time and Place)
理事会は国際協議会の会合する時と場所を決定するものとする。会長エレクトは、プログラム決定の責務を負うものとし、国際協議会の手配を監督するために設置された委員会の委員長を務めるものとする。国際協議会は2月15日前に開催されなければならない。理事会は、国際協議会開催地を選ぶに当たり、ロータリアンが国籍だけを理由として参加できないことのないようあらゆる努力を払わなければならない。
(RI細則20.010.2.)
参加者(Participants)
国際協議会に出席する権限のある参加者には次の人が含まれる:会長、理事、会長ノミニー、理事エレクト、理事ノミニー、事務総長、ガバナーエレクト、RIBI役員ノミニー、RI各種委員会委員長、およびその他の理事会の指定する者。
(RI細則20.010.3.)
特別、または局地的、協議会(Special or Sectional Assemblies)
非常事態または特別の事情に対応するために、理事会は二つまたはそれ以上のこのような特別協議会もしくは局地的協議会を開催する手配をすることができる。
(RI細則20.010.4.)
国際協議会への出席
Attendance at International Assembly
各ガバナーは、ガバナー候補者全員および地区内の全クラブに対し、次のことを強調すべきである。ガバナーエレクトはガバナーとして必要な準備をするためガバナーエレクト研修セミナーと国際協議会に出席しなければならない。また、候補者が両会合にその全期間出席でき、かつ実際出席するのでなければ指名は承認されない。RI会長エレクトは、理事会に代わり、やむを得ない事情を考慮した上で出席を免除することができる。この場合、ガバナーエレクトは事務総長が提供する代替研修に出席することが条件とされる。
国際共同委員会
Intercountry Committee
国際共同委員会の使命は、以下の通りである。
- ロータリアンに対して、互いの国と家庭を訪問し合うよう奨励する推進力となる。
- クラブと地区に対して、他国のクラブと地区とのつながりを築くよう奨励することによって、友情を深め、プロジェクトを充実させる。
- 世界平和に貢献する。
- 新ロータリークラブの結成を援助する。
- 参加国同士で姉妹クラブまたは双子クラブのネットワークを築く。
- 参加国同士でロータリー友情交換を実施する。
- 国際奉仕プロジェクトを立ち上げる、または実施する。
- 職業奉仕プロジェクトを立ち上げる、または実施する。
(ロータリー章典41.020.)
国際研究会
Institute, International
国際財団活動資金(WF)
World Fund
国際大会
RI Convention
RIの国際大会は、理事会の決定する時と場所において会計年度の最後の3ヶ月中に開催されるものとする。ただし、十分な理由があるときは、理事会はこれを変更することができる。
(RI定款第9条第1節)
臨時国際大会(Special Conventions)
非常事態発生の場合、会長は理事会総員過半数の同意の下に、臨時国際大会を招集することができる。
(RI定款第9条第2節)
代表(Representation)
- すべての国際大会において、各クラブは少なくとも1名の代議員をもってクラブを代表させる権利を持つ。会員数が50名を超えるクラブは、50名ごとに1名、端数が26名以上の場合、さらに1名の追加代議員をもって代表させる権利を持つ。この目的のために、代議員数は、国際大会直前の12月31日現在におけるそのクラブの会員数に基づいて決定されるものとする。クラブはそのクラブの持つ1票または2票以上の票を投じる権限を1名の代議員にゆだねることができる。
- 各クラブは、RIの国際大会に代議員としてそのクラブの会員、または委任状による代理者を送り、国際大会の決定に付せられた各提案に対して投票する義務を負う。
特別代議員(Delegates-at-Large)
RI役員および元会長で、現在も会員としてクラブに籍を有する者は、特別代議員とする。
(RI定款第9条第4節)
選挙人および投票(Electors and Voting)
正規の信任状を持つ代議員、委任状による代理者、および特別代議員が国際大会の選挙体を構成し、これを選挙人と称する。投票は細則の定めに従って行わなければならない。
(RI定款第9条第5節)
国際大会開催地の選定手続
Convention Site Selection
国際大会議事録
Convention Proceedings
国際大会推進委員会
Convention Promotion Committee
同委員会は、地区全域のロータリアンに年次大会への出席を推進するものとする。
委員のその他の資格
RI国際大会に少なくとも1度は出席したことのある、そして、あるいはマーケティングのスキルを備えたロータリアンを優先すべきである。
任務および責務
- 国際大会を推進するため、クラブと地区の会合に出席する。
- 国際大会の資料や情報に関する地元の支援源としての役割を果たす。
- RIウェブサイトへのリンクを設けた地区のウェブサイトを立ち上げるか、または既存のウェブサイトを拡張する。
- 必要な場合には、国際大会関連の重要な資料を地元の言語に翻訳する。
- 登録する可能性のある人々を特定し、Eメールや書簡、その他の通信手段を用いて登録を推進する。
国際大会代議員
Delegates to the Convention
すべての代議員およびその補欠者は、委任状による代議員を除き、本人の所属クラブを代表するものでなければならない。
(RI細則10.040.1.)
補欠代議員(Alternate Delegates)
クラブは、その代議員を選任する場合に、代議員ごとに1名の補欠代議員を選ぶことができる。さらにその補欠代議員が必要な場合の任務を行うことができなくなったときには、第2の補欠代議員を選ぶことができる。補欠者は、自分がその補欠者となっている代議員が欠席した場合にのみ投票を行うことができる。第2補欠者は、自分のクラブのどの代議員のためにも、その代議員の補欠者が欠席した場合、その代議員の代わりを務めることができる。補欠者が代議員に代わる場合には、国際大会に提出された案件に対し、自分がその補欠者となっている代議員が投票しうる票数と同数の投票を行うことができる。
(RI細則10.040.2.)
代議員の交替手続(Delegate Substitution Procedure)
補欠者が代議員に代わる場合は、信任状委員会に通知しなければならない。このようにして、補欠者が代議員に代わった場合、その補欠者は、その大会が終了するまで引き続き代議員を務めるものとする。大会開催地のクラブの代議員については、信任状委員会は、補欠者が代議員に代わる場合を一つまたはいくつかの本会議について認めることができる。ただし、その代議員が大会の運営に関する仕事に携わっていて、大会の会議に出席することが不可能な場合に限られる。信任状委員会は、事前にこのような交替について正式に通知を受け、それを承知していなければならない。
(RI細則10.040.3.)
委任状による代理者(Proxies)(国際大会)
国際大会でクラブを代表する代議員またはその補欠者を持たないクラブは、RI定款第9条第3節(a)項(代表)に基づく数の投票権の行使を代理者に委任することができる。その委任状による代理者は、同一地区内のどのクラブの会員であっても差し支えない。無地区クラブの場合は、いずれかのクラブの会員を委任状による代理者に指定することができる。
(RI細則10.040.4.)
国際大会直前直後のホームステイ
Pre/Post Convention Homestay
国際大会登録料
Registration Fee
(RI細則10.070.)
国際大会における役員の資格条件
Qualifications of Officers
RIの各役員は、クラブの瑕疵なき会員でなければならない。
(RI細則6.050.1.)
会長(President)
RIの会長候補者は、会長に指名される以前にRIの理事としてその任期を全期務めた者でなければならない。ただし、全期に足りない在職であっても、理事会がこの規定の趣旨に照らして差し支えないものと認めた場合はこの限りでない。
(RI細則6.050.2.)
理事(Director)
RIの理事候補者は、理事として推薦される以前にRIのガバナーとしてその任期の全期を務めた者でなければならない。ただし、全期に足りない在職であっても、理事会がこの規定の趣旨に照らして差し支えないものと認めた場合はこの限りでない。また、ガバナーを務めてから少なくとも3年が経過していなければならない。理事候補者はさらに、推薦される前の36カ月間に、少なくとも2回の研究会と1回の国際大会に出席していなければならない。
(RI細則6.050.3.)
国際大会における役員の選挙
Election of Officers at Convention
(RI細則6.010.)
国際大会におけるローターアクター
Rotaractors at Conventions
(ロータリー章典41.040.4.)
国際大会の広報
Publicity of Convention
国際大会の招集
Call to Attend Convention
(RI細則10.020.)
国際大会の時期および場所
Time and Place of Convention
(RI細則10.010.)
国際大会の定足数
Convention Quorum
全クラブ数の10分の1を代表する代議員および委任状による代理者をもって、国際大会における定足数とする。
(RI細則10.080.1.)
定足数の不足(Absence of Quorum)
本会議において定足数の有無が問題となった場合、議長の定めた時間内は、票決を要する決定を行うことができない。この時間は半日を超えないものとする。この時間が過ぎたときは、定足数にかかわりなく、正当に上程された場合と同様に、その案件の決定を行うことができる。
(RI細則10.080.2.)
国際大会の手続規則
Rules of Procedure
国際大会手続規則は次のような投票手続を定めている。
- 国際大会の投票は口頭で行われる。議長が投票結果を発表するか、「賛否分離方法による採決」または起立投票を指示できる。起立した選挙人を1票と数えるものとする。
- 選挙人が発表結果の正確さについて疑念を抱いた場合、その選挙人は直ちに「賛否分離法による採決」を要求すべきである。
- 議長は、実際に数を数えることなしに起立投票の結果を宣言できるものとする。実数を数えることとする要求が即座に行われ、少なくとも20名のほかの選挙人が機会を与えられたうえでその要求に同調しない限り、その宣言をもって最終決定とする。
役員の指名・選挙の場合、選挙人は、自分の所持する代議員の信任状の数と委任状の数だけ投票する資格がある。ただし、特別代議員は、国際大会全体に対して提出された案件についてのみ投票できる。
国際大会プログラム
Convention Program
(RI細則10.130.)
国際大会への指名の提出
Nominations Presented to Convention
(Presentation for Election of Nominee for President)
事務総長は、指名委員会によって正式に指名された者の氏名を、選挙のため、国際大会に提出するものとする。このようなノミニーは、郵便投票が行われない場合、選挙後、次の暦年の7月1日に就任するものとする。
(RI細則12.090.1.)
会長エレクトの空席(Vacancy in the Office of President-elect)
会長エレクトに空席が生じた場合、事務総長は、その空席を埋めるために指名される者の氏名を選挙のため国際大会に提出するものとする。指名される者には、指名委員会が指名した者およびクラブが正式に指名した対抗候補者が含まれる。事情により必要な場合は、RI細則12.080.(RI細則2.070.(クラブによる追加指名)に規定されていない不測の事故)の定めるところにより、国際大会の議場においてクラブ代議員が対抗候補者を指名することができる。
(RI細則12.090.2.)
国際大会役員
Officers of the Convention
(RI細則10.030.)
国際奉仕
International Service
(標準クラブ定款第6条4.)
国際奉仕委員会
International Service Committee
地区の国際奉仕委員会委員長は、地区のロータリー財団委員会、補助金小委員会、社会奉仕、職業奉仕委員会および学友委員会だけでなく、地区横断で他の指導者とも協議し協力するものとする。また、地区国際奉仕委員会は、地区ローターアクト代表、ロータリアン行動グループ、ロータリー財団幹部のテクニカルアドバイザー、およびグローバル補助金申請の支援に関心を持つ他の専門家と協力するものとする。効果的となるように、地区国際奉仕委員会委員長は、リーダーシップと成功プランの継続性を持たなければならない。ガバナーエレクトは直前ガバナーおよびガバナーノミニーと相談し、再任を妨げず3年任期で、元ガバナー、元ロータリー財団コーディネーター、または元ロータリー財団コーディネーター補佐をこの委員会委員長に任命することが推奨されている。
(ロータリー章典17.030.3. のB.)
国際奉仕における個々のロータリアンの責務
Responsibility of the Individual Rotarian in International Service
- 愛国主義にとらわれず、自分が、国際理解と親善と、平和を推進するという責務を共に負っているものとみなすべきである。
- 国家的または人種的優越感によって行動しないようにすべきである。
- 他国民と協議する共通の基盤を求め、これを育むべきである。
- 理想、言論、集会の自由、迫害と侵略からの解放、欠乏と恐怖からの解放を享受できるように、個人の自由を守る法律と秩序を擁護すべきである。
- 一部地域の貧困は全体の豊かさを危うくすると認識し、あらゆる国の人々の生活水準を高めようとする活動を支援すべきである。
- 人類に対する正義の原則は基本であり、世界的なものでなければならないと認識した上で、この原則を高く掲げるべきである。
- 国家間の平和を推進しようと常に努め、この理想の為に個人的犠牲を払う覚悟をすべきである。
- 実践されれば、必ず豊かで充実した人生をもたらす基本的な道徳的・精神的基準が存在するとの認識の下、国際親善への一歩として、あらゆる人々の信念を理解する精神を呼びかけ、これを実施すべきである。
- 国家間の関係が緊迫しているところで活動やプログラムを実施する場合には、適切な注意を払うべきである。
国際奉仕におけるロータリークラブの責務
Responsibility of the Rotary Club in International Service
- ロータリークラブは、政府や世界問題あるいは国際間の政策に影響を与えるような団体行動を取ってはならない。
- ロータリークラブで、討論会を開催して、公共の問題を論じても差し支えない。
- RIの方針としては、ロータリークラブが国際問題を公平な立場で討論するプログラムを退けるものではない。
- ロータリークラブに於いて国際的な論題を取り上げる場合、論者に他国の国民を攻撃しないように注意してほしい。
- ロータリークラブは、国際問題に関係を持つ特定の計画に関するいかなる決議をも採択してはならない。
- ロータリークラブが存在する国家間の関係が緊迫している場合には、悪意や誤解を増すことがないように、関係国および他の国々のクラブは、細心の注意を払わなければならない。
国際奉仕の目的
The Purpose of International Service
国際問題研究のためのロータリー平和センター
Rotary Centers for International Studies in peace and conflict resolution
国際ロータリー
Rotary International
(RI定款第2条)
RIの目的(The Object of RI)
RIの目的は次の通りである。
- ロータリーの目的を推進するようなプログラムや活動を追及しているRI加盟クラブとRI地区を支援すること。
- 全世界にわたって、ロータリーを奨励し、助長し、拡大し、管理すること。
- RIの活動を調整し、全般的にこれを指導すること。
国際ロータリーおよびロータリー財団の他団体との関係
RI and Rotary Foundation Relationships with Other Organizations
国際ロータリー会長
RI President
- RIの第1の代弁者とする。
- すべての国際大会およびすべての理事会の会合を主宰する。
- 事務総長に助言する。
- 理事会の採択した戦略計画に沿って、その職責に属するその他の任務を執行する。
国際ロータリー会長エレクト
President-elect, RI
- リスト表示が数字になる場合会長並びに会長ノミニーと緊密かつ折り合い能く協力し、RI会長という指導力の安定性と継続性を保つこと。
- できる限り、数多くのロータリー研究会に参加するなど、会長に要請された任務を受諾する心構えであること。
- RIの指導者としての1年に備えるために、かなりの時間と努力を捧げる責任を負うこと。
- 世界本部内の会長エレクトの執務室に移り、実務を行う補佐を決める。
- 適切な資金的補助および職員の実務支援を提供するものとする。
- 予算を含め、国際協議会のあらゆる面の指示、計画および監督に責任をもつものとする。
- 会長就任年度の予算の作成に協力すること。
- RI財務委員会の投票権を有する職権上の委員を務めること。
- 事務総長と会合し、会長の任期中の公式な計画の準備手続を開始し、この計画を実施するために職員との業務協力を開始すること。
- すべての理事会に出席すること。
- すべての理事会に出席すること。
- 事務総長と会合し、国際大会の立案計画を立て始めること。
- 国際大会の計画立案のための委員会の会合期日を決めること。
国際ロータリー会長ノミニー
President-Nominee, RI
国際ロータリー研修リーダー
Rotary International Training Leaders
- 国際協議会でグループ討論指導者を務めること。
- 地区PETSと地区研修・協議会の準備をするガバナーエレクトと地区研修リーダーに助言し、援助すること。
- ガバナー補佐の研修プログラムの準備をする次期ガバナーに助言し、支援すること。
- 地区ガバナーが次期地区インターアクト代表、次期ローターアクト代表およびクラブ会長の研修セミナーを立案する際、顧問となること。
- クラブと地区レベルのロータリー指導者へのロータリー情報源となること。
国際ロータリー公式言語
RI Official Language
国際ロータリー公式被免許業者
Official Licensee, RI
国際ロータリー国際事務局
国際ロータリー国際大会
Rotary International Convention
(RI定款第9条第1節)
年次国際大会の主な目的は、国際レベルにおいて、全ロータリアン、特に、次期クラブ会長、ガバナーエレクト、およびその他のRIとクラブの次期役員を、鼓舞、激励し、かつ情報を与えることによって、地区レベルとクラブレベルにおけるロータリーの発展を推進しようとする意欲を喚起することである。国際大会はまた、ロータリーで培われた生涯の友情を祝うための場であるため、国際大会の本来の目的を減じない限り、この国際的な行事で、社交および余興の催しを行うことは妥当であるだけでなく重要である。
(ロータリー章典57.010.)
国際ロータリー細則
Bylaws of RI
国際ロータリー資金の支出
Expenditures of RI Funds
国際ロータリー常設プログラム
Structured Programs, RI
国際ロータリー常任委員会
Committee, RI Standing
国際ロータリー世界本部
RI World Headquarters
世界本部は、北米、メキシコ、中米、カリブ海沿岸諸国、南米北部、ロシア東部、南極のクラブや地区の会員のための事務も取り扱う。
このほか、世界に7つの事務局がある。
所在地:One Rotary Center. 1560
herman Avenue, Evanston. Illinois 60201, U.S.A.
国際ロータリー中央役員
General Officers of RI
国際ロータリー定款(RIC)
Constitution, RI
国際ロータリー特別委員会
committee, RI special
国際ロータリーと国際奉仕
Rotary International and International Service
国際ロータリーと国連
Rotary International and the United Nations
国際ロータリーとロータリー財団の調整済みのコンタクトリスト
Rotary International and Rotary Foundation “Coordinated Contact”
- リンクRIウェブサイト
国際ロータリーに対し滞納金のあるクラブ
Clubs with Past Due Financial Obligations to RI
クラブの未納金の徴収手続
(Procedures for Collection of Club Past Due Financial Obligations)
RIは、未納となっているクラブの納入義務金の徴収手続を採択し、これには次の項目が含まれている。
- 米貨250ドルを超える未納金のあるクラブには、支払い期日を60日(2カ月)超過すると、督促通知が送付される。支払期日を90日(3カ月)超過すると別の督促通知が送付される。
- 米貨250ドルを超える未納金のあるクラブは、支払期日を120日(4カ月)超過すると、加盟が終結される。
- 米貨250ドル以下の未納金のあるクラブには、支払いを督促する書簡が送付されるが、加盟終了という文言はない。
- 未納となっている納入義務金が米貨50ドル以下である場合は納入期限から180日経過した時点で帳簿から抹消することができる。
- クラブの財政義務に関する抹消記録は維持しておき、理事会がいつでも閲覧できるようにしておく。
(ロータリー章典9.020.1.)
(Notice of Termination to Governors and Directors)
地区ガバナーには、納入義務金未払いにより加盟が終結された地区内のクラブのリストが通知され、国際ロータリーの理事にもゾーン内の、納入義務金未払いにより加盟が終結されたクラブのリストが通知される。
(ロータリー章典9.020.4.)
未納金不払いにより加盟が終結されたクラブの加盟復帰
(Reinstatement of Clubs Terminated Due to Non-Payment of Financial Obligations)
加盟が終結されたクラブは、終結から5カ月(150日間)以内にのみ、加盟復帰を試みることができる。この期間内に加盟復帰を希望するクラブは、未納金全額および会員一人当たり米貨30ドルの加盟復帰費を支払わなければならない。さらにまた、クラブは現在の会員リストを提出しなければならない。5カ月間の復帰期間に未納金の一部しか支払われなかった場合、その金額は加盟を終結するクラブの未納の金額に充当される。加盟が終結したクラブで、未納金全額や加盟復帰費用、5カ月(150日)以内の会員リストの提出などを含む加盟復帰の条件を満たさなかったクラブは、当初の加盟認証状を完全に失うこととなり、加盟復帰する資格がなくなることとする。加盟復帰するクラブはクラブ名や歴史、加盟認証状を維持するものとし、財務状態が健全であり、組織のすべてのサービスを受ける資格を持つものとみなされる。
(ロータリー章典9.020.5.)
国際ロータリーの会員組織
Membership in RI
(ロータリー章典2.010.、RI定款第5条第1節、RI細則2.030.)
標準クラブ定款と推奨クラブ細則は、RIのウェブサイト(www.rotary.org/myrotary)に掲載されている。ただし、1922年6月6日より前にRIに加盟したクラブ、およびRI試験的プロジェクトに参加しているクラブは、クラブ独自の修正を加えた標準クラブ定款の下に運営する資格を有する。
(RI細則2.030.2.、2.030.3.)
- リンクRIのウェブサイト
国際ロータリーの会計年度
Fiscal Year of RI
国際ロータリーの会合への出席
Attendance at Rotary International Meeting
国際ロータリーの支出
Expenditures of RI
国際ロータリーの使命
The Mission of Rotary International
(ロータリー章典26.010.1.)
国際ロータリーの収入
Revenue of RI
国際ロータリーの知的所有権の使用の制限
(RI細則19.020.)
国際ロータリーの知的所有権の保全
Preservation of RI's Intellectual Property
国際ロータリーのプロジェクト
RI Projects
国際ロータリーの目的
The Object of RI
- ロータリーの目的を推進するようなプログラムや活動を追求しているRI加盟クラブとRI地区を支援すること。
- 全世界にわたって、ロータリーを奨励し、助長し、拡大し、管理すること
- RIの活動を調整し、全般的にこれを指導すること
国際ロータリーの役員
Officers of RI
RIの役員は、会長、会長エレクト、副会長、財務長、その他の理事、事務総長、地区ガバナー、ならびに、グレートブリテンおよびアイルランド内RIの会長、直前会長、副会長、名誉会計とする。
(RI定款第7条第1節)
選挙の方法(How Elected)
RIの役員は細則の定めるところに従って指名され、選挙されるものとする。
(RI定款第7条第2節)
国際ロータリーの旅行方針
RI Travel Policy
- リンクロータリーのウェブサイト
国際ロータリーのロータリー財団
The Rotary Foundation of RI
国際ロータリー副会長
RI Vice President
国際ロータリープログラム
RI Programs
- 特別プログラム(Special Program)
ポリオプラスは国際ロータリーのプログラムであり、撲滅の証明が達成されるまで、すべてのプログラムに優先する。 - 常設プログラム(Structured Programs)
RI理事会がクラブと地区に推奨する体系的な活動で、その枠組みと指針も推奨されたものがある。 - 世界ネットワーク活動グループ(Global Networking Groups)
共通する関心事に焦点を当てるために国際規模で組織された個人ロータリアンのグループ。
- インターアクト
- ローターアクト
- ロータリー地域社会共同隊
- ロータリー地域社会共同隊
- ロータリー青少年指導者育成プログラム
- 青少年交換
- ロータリー親睦活動
- ロータリアン行動グループ
- 危機下の児童
- 障害者
- 健康管理
- 国際理解と親善
- 識字・計算能力向上
- 人口問題
- 貧困と飢餓救済
- 環境保全
- 都市部の関心事項
国際ロータリーへのガバナーの報告
Governor's Report to RI
国際ロータリー役員の選挙
Election of Officers at Convention
(RI細則11.050.)
国際ロータリー役員の選出
Selection of RI Officers
RIの被選役職における職務には、最適任のロータリアンが選ばれるものとする。
(RI細則11.010.)
役員の指名(Nominations for Officers)
RI会長、理事、ガバナーの指名は、指名委員会とクラブによって行うことができる。
(RI細則11.020.)
資格条件(Qualification)
RI役職の候補者または被指名者は、すべて、瑕疵なきクラブの会員であるものとする。
(RI細則11.030.)
指名される資格がない人(Individuals Not Eligible for Nomination)
指名委員会(Nominating Committee)
現実に指名委員に選ばれる、選ばれないにかかわりなく、指名委員会の委員となることに書面で同意した者、その補欠者、指名委員候補者、また1度選ばれて、その後辞退した指名委員候補者、また、その配偶者、子供、親は、その指名委員会が選ぶはずだった年度の役職に指名される資格はないものとする。
(RI細則11.040.1.)
ロータリー職員(RI Employees)
クラブ、地区、またはRIの常勤、有給の職員は、事務総長の役職を除き、選挙を要するRIのいかなる役職にも就けないものとする。
(RI細則11.040.2.)
国際ロータリー理事
RI Director
国際ロータリー理事会
Board of Directors
理事会の定員は19名とする。RI会長は理事会のメンバーであり、その議長となるものとする。RI会長エレクトは、理事会のメンバーとする。17名の理事は細則の規定に従って指名され、選挙されるものとする。
(RI定款第6条第1節.)
権限(Powers)
RI定款および細則、1986年イリノイ州営利財団法およびその後の改正に従って、RIの業務ならびに資金は理事会の指示と管理の下に置かれるものとする。RIの資金に関する指示と管理を執行するに当たり、理事会は、細則の規定によって定められた予算に従って、1会計年度中にその経常収入と一般剰余金から、RIの目的達成のために必要な額を支出することができる。理事会は、剰余金からの支出を必要とした特別な事情について次の国際大会に報告しなければならない。理事会はいかなる場合にも、その時点におけるRIの純資産を超える負債を生じさせ てはならない。
(RI定款第6条第2節)
幹事(Secretary)
RIの事務総長は理事会の幹事を務めるが、理事会の議事について投票権を持たないものとする。
(RI定款第6条第3節)
国際ロータリー理事会委員会
Committee, RI, Board
国際ロータリー理事会執行委員会
Executive Committee
(RI細則5.070.)
国際ロータリー理事会の権限
Powers of the Board
- RIの業務の指示・管理(Directs and Controls the Affairs of RI)
理事会は、次の方法によってRIの業務を支持・管理する。- 組織の方針を設定すること。
- 事務総長による方針実施を評価すること。
- 定款、細則、1986年イリノイ州非営利財団法およびその後の改正によって与えられた権限を行使すること。
- 役員および委員会に対する総括的管理・監督
(Controls and Supervises Officers and Committees)
理事会は、RIのすべての役員、役員エレクト、役員ノミニー、委員会に対する総括的管理および監督を行うものとする。然るべき理由がある場合には、聴聞を行った上、役員、役員エレクト、役員ノミニー、委員を罷免することができる。問責書を含む通知は、聴聞の行われる少なくとも60日前に、罷免聴聞にかけられる人に届けられていなければならない。このような通知には、聴聞の日時と場所を明記し、郵便もしくは他の迅速な通信手段によって直接配達されるものとする。罷免聴聞にかけられる人は、聴聞において、弁護士を代理人とすることがで きる。役員、役員エレクト、役員ノミニー、委員を罷免するには、理事会全員の3分の2の投票を必要とする。また、理事会は、RI細則6.120.(ガバナーの空席)に規定されるさらなる権限を持つものとする。 - RI 戦略計画実行の監督
(Oversight of the Implementation of the RI Strategic Plan)
各理事は、自分が選出されたゾーン、および交互に理事が選出されるもう一方のゾーン/ 組み合わされたゾーンにおけるRI戦略計画の実行を監督するものとする。
国際ロータリー理事の倫理規範
RI Director Code of Ethics
- 理事は、ロータリーの職務の遂行をはじめ個人生活においても、適用される法律と規制を順守する。法人事業体として、国際ロータリーは、業務を遂行するさまざまな司法管轄地域の法律の下にある。理事会は、当組織の資産と使命を守るために適用法を厳守すべきである。さらに、私生活において行動する際にも、理事は、ロータリーの好ましいイメージを維持し、守るために適用法を厳守すべきである。
- 理事は、RIの定款規定文書の条項を順守する。理事会のメンバーには、RIの定款規定文書の条項に従う法的義務がある。さらに、これらの規定文書は、3年毎の規定審議会に表されているように、ロータリー会員の民主的意志を体現するものである。これらの規定文書を通じて、会員は、理事会に期待される標準を設定している。これらの条項を順守することで、会員からの信頼を築き、また会員からの期待に適う決定措置が取られることを確約することになる。
- 理事は、ロータリー章典に文書化されている通り、理事会の定めた方針の規定を順守する。長年にわたり、理事会は、当組織の目的を促進し、その使命を守るために、ロータリー章典に文書化されている方針と手続を定めてきた。これらの規定の多くは、優れた組織運営を確実にし、倫理的なイメージを推進することを目的にしている。これらの方針を順守することは、当組織を守りつつ、これらの理想に対する固い決意を実証することになる。
- 理事は、ロータリアンの利益とRIの目的の為に奉仕する。理事は、利害の対立に関する理事会の方針の要件に従う。理事は、RIに対し忠誠を尽くす義務がある。理事は、組織の利益を第一に優先すべきである。理事会は、理事会の決定措置についても不適切とみられることを防ぐことを目的とする「利害の対立に関する方針」を採択した。これは、理事会に対するロータリアンの継続した信頼を確保するものである。
- 理事は、その役職を個人的な威信や利益の為に利用しない。重要な役職に伴う権限は、他のロータリアンにはない特別な名誉として認められるものである。このような特権を巧みに利用する事は、重要な責務の妨げとなり、またロータリーの目的に対する専心に疑問を挿むものとなる。
- 理事は、当組織への義務を勤勉に履行するに当たり、細心の注意を払う。法律により、理事には当組織に対する注意義務がある。理事は、通常同じような役職にある分別ある人が類似した状況下に置かれた場合、適切な照会や相談といった方法を取るのと同様に、細心の注意を払って責務を履行すべきである。理事は、職務上の決定を行う前に、妥当に手に入るすべての情報につて把握しておくべきである。
- 理事は、関係者すべてに必要不可欠な公平さに基づく決定を行う。理事はしばしば、さまざまなロータリアンのグループや個人にかなりの影響を与える決定に直面する。理事会が公平かつ当組織の最善の利益の為に行動するというロータリアンからの信頼を維持するために、理事は、四つのテストに矛盾しない方法で、自らが下す決定の影響の可能性を慎重に考慮し、その影響を受けるすべての人々を公平に扱うべきである。
- 理事は、重要な財務情報の透明性を推進する。理事は、ロータリークラブとロータリアンを代表する当組織の資金管理者である。ロータリアンは、当組織の財務状況に関する正確な情報を入手する権利を持つ。財務運営における透明性は倫理的な行為を促すものである。
- 理事は、極秘情報の公表、連絡、活用を禁止、制限する。理事会のメンバーとして責務を果たすに当たり、理事は、必然的に、極秘情報を入手することができる。忠誠義務の一部として、理事は、この情報を決して個人目的のためではなく意図された目的だけの為に使用し、不慮の暴露に対して細心の注意を払うべきである。
- 理事は、経費支払の方針を順守する。理事会は、ロータリーに関連した経費の支払いのための手続に関する方針を採択している。これらの手続に従うことは、確実に適用法を順守し、不適切と目に映る行為を防ぐことになる。
- 理事は、専門職業人として態度と敬意をもって、RIおよび財団の職員と関わり合い、また国際ロータリーのハラスメント(嫌がらせ)に関する方針を理解、順守するものとする。理事は、RIと財団の職員と定期的な接触を持つことになる。専門職業人として、ハラスメントのない環境を維持することは、職員がロータリアンに業務を提供するにあたってその責務を効果的に遂行する上で不可欠である。さらに、職場におけるハラスメントは、 当組織の資産を危険にさらすことになる。事務総長は、職場におけるハラスメント予防のための方針を定めている。容認できる関わり方の内容は、理事会と事務局の人々が代表する様々な文化によって異なるものである。ハラスメントに関する方針は、職員との適切な関わり方についての指針を与えるものである。理事会のメンバーは、たとえ意図せずとも不適切な関わり方をすることを避けるために、この方針に精通し、厳守すべきである。
- 理事は、この倫理規定を順守し、他の理事にもそうするよう奨励し、違反の疑いや可能性があれば事務総長または会長に報告する。この倫理規範の効果は、理事会が順守するか否かにかかっている。方針を順守するために自己を律し、また他の理事に奨励することで、理事会は、方針の目標が果たされることを確実にすることができる。
倫理規範は、オリエンテーション会合の一部として理事エレクトに配布し、検討するものとする。理事にも少なくとも毎年提供される。各理事は、毎年この規範を読み、理解したことを確認し、責務の遂行に当たってはこれを順守する。
解釈および施行
倫理規範の違反の申し立てや可能性があることが認識された場合、事務総長と会長は、その詳細を執行委員会へ提供する。その後、執行委員会は、すべての関連情報を入手し、委員会が適切とみなすあらゆる措置を取るものとする。これには、申し立てられた違反者への忠告や、理事会への是正措置の勧告などが含まれる。理事会だけが、RIの定款と細則並びにロータリー章典に則り、理事に対して懲戒措置を取ることができる。
(ロータリー章典28.090.2.)
国法の順守
Club Compliance with National Laws
- 当該国におけるクラブの組織と機能に関連する措置や手配が、クラブの実際の管理運営と機能とのかかわりにおいて組織規定文書と矛盾しないこと。
- 当該クラブが、RI組織規定文書が時折改正されるにつれ、また、クラブがあらゆる点でRIの加盟ロータリークラブであり続け、加盟クラブとして機能する限り、組織規程文書 に従い、また従い続けること。
- いかなる国のクラブであれ、このような措置を意図する場合は、まず、理事会の検討に付すこと。
国連食糧デー
United Nations Food Day
個々のロータリアンの責務(広報)
Responsibility of the Individual Rotarian
ロータリアンは、地域社会におけるロータリーの発展と奉仕活動を改善するために、ロータリーとは何か、ロータリーが何をしているのかについて、自ら他の人々に知らせることによって、クラブを紹介するよう求められている。
個人(メンター)指導
Mentor
個人指導者の責務は以下の通り。
- 定期的に新会員と直接会い、新会員がどの程度クラブに馴染み、クラブに参加しているかを把握する。
- 時折、新会員と一緒にクラブ例会に行く。
- 全クラブ会員に新会員を紹介する。
- さまざまなクラブ委員会について説明し、新会員の関心にあった委員会に参加することを提案する。どのような委員会も指定できない場合は、新会員が独自の委員会活動を行うよう勧める。
- 年間を通じて行われる特別会合やロータリーの社交行事に関する情報を新会員に伝える。
個人寄付を認証する機会
Individual Contribution Recognition Opportunities
個人用の名刺および用箋上の名称と徽章の使用
Use of Name and Emblem on Personal Cards and Stationery of Rotarians
(ロータリー章典33.030.4.)
子供の権利
Rights of Children
- 傷つきやすいがゆえに、子供には特別な配慮と保護が必要である。
- 世界中のすべての国に、非常に困難な事情の下に生活している子供達が存在している。
- すべての子供達は、平和、尊厳、寛容、自由、平等な環境の下に成人することができなければならない。
このほかに認められているロータリー徽章の使用
Other Recognized Uses of the Rotary Emblem
(ロータリー章典33.030.2.)
コ・ホストクラブ
Co-Host Club
コーディネーターチームの協力
Working Together
- クラブの支援と強化
- 人道的奉仕の重点化と増加
- 公共イメージと認知度の向上
コーポレイト・プログラム
Corporate Program
コーポレイト・プロジェクト
Corporate Project
コールドチェーン
Cold Chain
語学力強化研修講座(CLE)
Concentrated Language Encounter
五大奉仕部門
Five Avenues of Service
- 奉仕の第一部門であるクラブ奉仕は、本クラブの機能を充実させるために、クラブ内で会員が取るべき行動に関わるものである。
- 奉仕の第二部門である職業奉仕は、事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で、奉仕の理念を実践していくという目的を持つものである。会員の役割には、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行うこと、そして自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てるために、クラブが開発したプロジェクトに応えることが含まれる。
- 奉仕の第三部門である社会奉仕は、クラブの所在地域または行政区域内に居住する人々の生活の質を高めるために、時には他と協力しながら、会員が行うさまざまな取組みから成るものである。
- 奉仕の第4 部門である国際奉仕は、書物などを読むことや通信を通じて、さらには、他国の人々を助けることを目的としたクラブのあらゆる活動やプロジェクトに協力することを通じて、他国の人々とその文化や慣習、功績、願い、問題に対する認識を培うことによって、国際理解、親善、平和を推進するために、会員が行う活動から成るものである。
- 奉仕の第五部門である青少年奉仕は、指導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プログラムを通じて、青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらされることを認識するものである。