はじめにお読み下さい

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「ロータリー用語便覧」のご紹介

原本は1997年12月1日に発行された「ロータリー用語便覧 1997」(編集・発行:大西省司氏)であります。本電子版用語便覧はロータリークラブで使われている用語の解説をしているサイトとなります。
2011年6月に、当Eクラブの創立記念事業として「ロータリー用語便覧2010」を参照して本便覧を製作いたしました。
今回、その用語便覧の流れを継承している「ロータリー情報ハンドブック2017」(ロータリー情報研究会発行)に基づき改訂版として編集いたしました。
用語・単語の意味がわからない、といった場合には、「あ〜わ・略語」の中から、もしくは「用語検索ボックス」を使用して用語の意味をお調べください。
なお、参照資料として紹介されているものは「ロータリー情報ハンドブック2017」に含まれている資料1、資料2と合わせてご利用頂ければ幸いです。本便覧は、新しい2016年手続要覧、ロータリー章典、国際ロータリー理事会、財団委員会の決定事項を含んでおります。

2017年6月
初代会長 杉田 博

ご挨拶

日本ロータリーEクラブ2650の栄えあるスタート、心よりお祝い申し上げます。
11年あまり、私が育ててきました「ロータリー用語便覧」の継続をクラブの記念事業に取り上げていただきましたこと、誠に光栄に存じます。有難うございました。
加齢とともに、日々新たな改訂が望まれる「ロータリー用語便覧」が私にとって大きな負担となっていました。何度も廃版を考えましたが、長らくリンクしていただいています多くの地区、ロータリークラブ、ロータリアンの皆様のことを考えますとそれも出来ず、後を引き受けていただく方を探していました。そこへ干天の慈雨のように手を差し伸べていただいたのが日本ロータリーEクラブ2650でした。
15歳を迎え、まだ大人となるには程遠い「ロータリー用語便覧」ですが、無事成人に向かって成長を続けていけるよう影ながら見守って行きたいと思っています。手のかかる息子ですが日本ロータリーEクラブ2650の皆様の友情によってお育ていただきますことを願ってやみません。何卒宜しくお願い申し上げます。

2014年6月
ロータリー情報研究会 大西 省司(福知山西南ロータリークラブ所属)

ロータリーとは

ポール・ハリス…「古くから存する道徳観念を現代社会に実践しようとするものである」
ハーバート・テイラー…「ロータリーは親交を作るものであり、人を作るものである」
ハロルド・トーマス…「己の欲せざる所を人に施す勿れ、という道徳観念である」
松本兼二郎(八幡)…「職業を通じて、社会や国や人類に貢献したいという人生観であり、哲学である」
直木太一郎(神戸)…「友愛と奉仕に生き甲斐を感ずる者の集まり」
今田恵(西宮)…「隣人を愛する事」
星野行則(大阪)…「奉仕こそわが人生」
笹部誠(川崎)…「世の淋しさへの慰め。知らん顔をしないで、自分も片棒をかつぐこと」
安野譲次(一宮)…「自由と平等を二本柱とし、愛を旗じるしとすること」
大津篤造(鹿児島)…「火吹き竹。善意の火をかき立て風を送って大きく燃え上がらせる」
佐藤千壽(東京東)…「ロータリーは人を作る。ロータリーは人生の詩でもある」
平島健次郎(神戸)…「人間の心の中に同居している悪魔と天使のバランス作り」
菅野多利雄(塩釜)…「陰徳陽報」
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ロータリーの方針と手続

RI定款、RI細則、標準ロータリー・クラブ定款は、国際ロータリーの方針と手続の基盤となる文書で、
規定審議会のみによって改正されます。 すべてのクラブと地区には、規定審議会に立法案を提出
することによって組織規定文書に対する変更と改正を提案する権利があります。審議会の決議は、
ロータリーの最も重要な活動に影響を与えることもあります。 クラブと地区の指導者が、ロータリー
と自分たちの責務に関する方針・手続を理解するのに役立つ「手続要覧」の組織規定文書が掲載
されています。
要覧は、3年ごとに規定審議会後に発行されます。 RI理事会も方針を決定し、これは「ロータリー章
典」としてまとめられます。ロータリーとは