Eクラブについて 2022-2023

ロータリーEクラブとは

ROTARYE E-CLUB 2650 JAPAN

 ロータリーEクラブとは、オンラインで例会を開くロータリー・クラブです。6年間の試験期間を経て、2010年6月30日より、ロータリーEクラブは正式に国際ロータリーの加盟クラブとなりました。
 ロータリーEクラブは、例会をオンラインで開くことを除けば、基本的にほかのロータリー・クラブと変わりません。 従来のクラブと同じ指針と手続きに従いながら、奉仕プロジェクトを実施したり、ロータリー財団を支援したり、会員間の親睦を楽しんだりします。
 身体的事情、地理的事情、仕事のスケジュールなどの理由で、決まった時間の週例会に行くことができないという事業・専門職・地域のリーダーにとって、Eクラブは、ロータリー・クラブ入会の可能性をもたらす選択肢となります。
 各ロータリーEクラブは一つの地区に割り当てられますが、会員は、ロータリーが存在する国や地域ならどこに住んでいても構いません。

ロータリーEクラブの運営方法について

 例会は毎週1回、24時間、ホームぺージ上で開催します。クラブの全ての会務はホームページ上で行い、各自が1週間以内にホームページに掲載されているロータリーの理念や奉仕活動実践などを閲覧し、それに対する意見を書き込んだり、自分自身の体験談や参加した奉仕体験などを書き込むことにより例会とします。また時には、双方向の討論会などの形式を伴うこともあります。
 基本的にはホームページ上でのお互いのコミュニケーションとなりますが、時には、会員一同が親睦のために実際に顔を会わしての会合を持つこともあります。
 奉仕活動の実践は会員が個人的に行うか、あるいは近隣のロータリークラブの活動に参加するか、あるいは地区単位で行う大々的な奉仕活動などに参加することによって行う事と致します。
 また、日本国内はもちろん世界中のリアルなロータリークラブを自由に訪問することもでき、どのクラブのロータリアンとも親しく友情を深める事ができます。
 そして、日本の特質かもしれませんが本Eクラブでは、地域別情報集会を定期的に開催し、face to face, hand to hand, heart to heartによるロータリーの研修の場と親睦を深められる会合を行っております。

クラブの理事会について

クラブの理事会について

 役員・理事は理事会メンバーとして活躍することとなります。理事会は審議機関でありクラブ内において、最高の自主管理権を持ち、総会を最高の議決機関とする一般の常識はロータリーには適用されておらず、理事会がすべての議案に関する先議権を持ち、クラブ事項に関する理事会の決定は最終決定となります。

会長挨拶 2022-2023年度会長 宮田 耕輔

2021-2022年度会長 宮田 耕輔

 日本ロータリーEクラブ2650 2022-23年度 会長を拝命いたしました。
宮田耕輔と申します。

 時代は確実に変化を遂げています。それに伴い世界のすべての物事はもの凄いスピードで変化し続けています。
 変化をすることはどうしても人々に抵抗感を与えます。「やったことがないから」、「前例にないから」、人々は“できない理由”をまず考えます。そう考えるのも当たり前、と決めつけてしまうのもまた抵抗感の現われかもしれません。
 しかし、何度も言いますが時代は進んでいるのです。時代に即して変化をすることの抵抗を越えた先に、新しい時代が訪れます。そして私たちは既にその越えた先を歩いています。オンラインのロータリークラブに属している、それだけでも変化であり進化でもあります。
 その結果どうなったでしょうか。全世界のロータリークラブが停止した中で私たちだけが活動をすることができました。“できない理由”を考える前に“できる方法”を考え実行した、それだけなのです。
 かといって安穏とすることもありません。オンラインクラブならではの強みを再度皆さんで考え、実行に移していくことが求められます。
 果たして私たちの強みとは何でしょうか。オンラインでもアイデア次第で奉仕活動ができることを実践していくことではないでしょうか。オンラインでもアイデア次第で親睦活動ができることを実践していくことではないでしょうか。さらに全国のロータリークラブの皆様が奉仕活動をしやすくするための、ニコニコBOXをどうDX化していくか、ということも話し合っていきます。純然たるロータリー奉仕活動ではありませんが、誰かのために行動する、これは純粋な奉仕の思想に基づいて行ないます。
 アイデアは会員全員で出し合うものです。そのためにも必要なことは会話の中で否定しない、ということです。みなさんのアイデアを認め合い、建設的に考えてアイデアを出すことです。オンラインである以上、言葉の選び方はオフラインでのコミュニケーション以上に留意しなければなりません。デジタルリテラシーを高めること、オンラインのコミュニケーションリテラシーを高めることは、日本初のオンラインロータリークラブに属する私たちが先陣を切って実践することだと感じています。
 正直申しまして、この重責を全うできるかどうか、不安でもあります。みなさまの助けがないとできません。何一つ知らないまま、ただ、奉仕活動とは、ロータリーの存在意義とは、を問い続けた上で、できない理由を考えるのではなくできる方法を考え、行動してまいります。どうかみなさまのご協力、ご支援、ご鞭撻のほどをよろしくお願いします。
 

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