Eクラブについて 2021-2022

ロータリーEクラブとは

ROTARYE E-CLUB 2650 JAPAN

 ロータリーEクラブとは、オンラインで例会を開くロータリー・クラブです。6年間の試験期間を経て、2010年6月30日より、ロータリーEクラブは正式に国際ロータリーの加盟クラブとなりました。
 ロータリーEクラブは、例会をオンラインで開くことを除けば、基本的にほかのロータリー・クラブと変わりません。 従来のクラブと同じ指針と手続きに従いながら、奉仕プロジェクトを実施したり、ロータリー財団を支援したり、会員間の親睦を楽しんだりします。
 身体的事情、地理的事情、仕事のスケジュールなどの理由で、決まった時間の週例会に行くことができないという事業・専門職・地域のリーダーにとって、Eクラブは、ロータリー・クラブ入会の可能性をもたらす選択肢となります。
 各ロータリーEクラブは一つの地区に割り当てられますが、会員は、ロータリーが存在する国や地域ならどこに住んでいても構いません。

ロータリーEクラブの運営方法について

 例会は毎週1回、24時間、ホームぺージ上で開催します。クラブの全ての会務はホームページ上で行い、各自が1週間以内にホームページに掲載されているロータリーの理念や奉仕活動実践などを閲覧し、それに対する意見を書き込んだり、自分自身の体験談や参加した奉仕体験などを書き込むことにより例会とします。また時には、双方向の討論会などの形式を伴うこともあります。
 基本的にはホームページ上でのお互いのコミュニケーションとなりますが、時には、会員一同が親睦のために実際に顔を会わしての会合を持つこともあります。
 奉仕活動の実践は会員が個人的に行うか、あるいは近隣のロータリークラブの活動に参加するか、あるいは地区単位で行う大々的な奉仕活動などに参加することによって行う事と致します。
 また、日本国内はもちろん世界中のリアルなロータリークラブを自由に訪問することもでき、どのクラブのロータリアンとも親しく友情を深める事ができます。
 そして、日本の特質かもしれませんが本Eクラブでは、地域別情報集会を定期的に開催し、face to face, hand to hand, heart to heartによるロータリーの研修の場と親睦を深められる会合を行っております。

クラブの理事会について

クラブの理事会について

 役員・理事は理事会メンバーとして活躍することとなります。理事会は審議機関でありクラブ内において、最高の自主管理権を持ち、総会を最高の議決機関とする一般の常識はロータリーには適用されておらず、理事会がすべての議案に関する先議権を持ち、クラブ事項に関する理事会の決定は最終決定となります。

会長挨拶 2021-2022年度会長 菅原 正之

 日本ロータリーEクラブ2650 2021-22年度 会長を拝命いたしました。菅原正之と申します。

 いま世界中が新型コロナウイルスの脅威と対峙する中、世界はかつてない試練と不安な日々を迎えております。今までの当たり前だと思っていた日常が奪われ、人類が謳歌し築きあげてきた歴史と社会活動は過去の記憶となってしまうのでしょうか。このコロナ禍は人間のエゴイズムに対する自然界の戒めのような気がしてなりません。 
 しかしこのような災禍においても人を思いやり、手を差し伸べる人類普遍の行動は今後も変わらないと信じております。
 
 Eクラブの創設からこの10年でICT(情報通信技術)は飛躍的に進化しました。日本のパイオニアである私たちEクラブは新しい生活様式の中での奉仕の形を率先して考え、次へ繋いでいく責務があると考えます。この10年で蓄積した知見を糧として、今年度をEクラブ2.0元年と捉え、適者生存を信じ、確変を楽しみ、多くの仲間と奉仕の喜びを分かち合える空間を作り上げる礎の年としたいと考えます。

 2021-22年度国際ロータリー会長シェカール・メータ氏のスローガンは「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」です。
 第2650地区ガバナー馬場益弘氏のスローガンは「活力と輝き」です。以上を心に刻み新しい生活様式に即した例会方式や親睦を皆で模索しながら、ロータリーを楽しみながら奉仕の理念を学び、実践につなげたいと考えております。

 これから1年皆様のご参加とご協力をよろしくお願いいたします。
 

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