新しい視点で活動する日本ロータリーEクラブ

ウインドウを閉じる

投稿内容一覧

榊 彰一様の投稿内容
所属クラブ・・・大阪ロータリークラブ
2021年01月29日11:32
「問1. 今週の例会にご出席いただき、有り難うございました。今週の例会(会長の時間・卓話)について、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。」に関しまして、私の感想を述べさせて頂きます。
今回の河地会長様のお話の中で印象に残りましたのは、先に行われましたバイデン新アメリカ大統領就任式でのアマンダ・ゴーマン様のスピーチの内容でございます。
「喪失感を抱えながら海原を進まなければならない。静けさが平和だとは限らないし、正しいとは限らない。それでも知らぬ間に夜はあける」という言葉の重みは、新型コロナウイルスで崩壊した環境だけではなく、トランプ政権から引き継がれた体制自体が未完成のアメリカの姿を鮮明にしていると感じました。
中でも「何とかしてやり遂げるのだ。」という言葉が今このタイミングで世界へ向けて発信されたというところに未曾有の不安におびえる世界に向けたこれからの意欲のようなものを感じ、我が国もこの事態にいつまでも委縮せず前を向いて歩いていかなければならないと感じることができました。
中島廣光様の投稿内容
所属クラブ・・・鳥取ロータリークラブ
2021年01月28日14:22
声楽家の倉原佳子氏の「アヴェ・マリアー私がやるべきことはただひとつー」というタイトルの卓話と「アヴェ・マリア」の歌を聞かせて頂きました。倉原氏は東京芸大を出た後、イタリアに20数年暮らし、5年前から日本で活動している還暦を迎える声楽家だそうです。彼女には「自分を責めないで陽の当たる場所は必ずあるから−−−DV、離婚、子供との別離、乳がん発症−−−」という著書があり、その歩んできた壮絶な人生に基づいた話は、言葉のひとつひとつがとても重みがあり迫力がありました。イタリアの田舎の小さな教会に入って見たマリア様は足で毒蛇を踏みつけていることに気がつき、マリア様の、その穏やかな美しい顔とはそぐわない動作に、全てを受け入れてそれを一つの愛に統合できるのは、女性の力だと悟ったそうです。先ずは、自愛で自分を大切にすることが出発点で、自愛は慈愛に通じるとのことです。彼女の声量といい、声の艶といい、全身が音を出す楽器という感じで、心にひびく素晴らしいものでした。コロナ禍で世界の人々が気落ちしている絶望感を抱いている中で、音楽や絵画などの芸術は、人々の心を勇気づけ、心を豊かにする大切なものだと再確認しました。
ウインドウを閉じる